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7月のバルコニー2

さて2週間ほど前にも書きましたが、うちのバルコニーでは今が花盛り。ミツバチやてんとう虫が飛んでくるようになり、第一号キュウリもできました。さてどんな味なのか楽しみなところです。

まだまだ大きなキュウリの葉は広がりそうです。

パリの中の文化衝突2

少し前になりますが、以前住んでいたパリ19区へ数年ぶりに訪れたときのことです。なんとなく以前と違う雰囲気が感じられ、なぜだろうと主人と話していました。19区のBellevilleと呼ばれる界隈には中国人がたくさん住んでおり、通りも中国語の看板でいっぱい。ところが、中国人に混ざってマグレブ系の人たち(モロッコ、アルジェリア、チュニジア)が前よりかなり増えているように感じたのです。

そして最近このBellevilleで起こったある騒動を知りました。

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2010年6月20日、パリの中でもあまり目立たない外国人コミュニティーで中国人たちによる大きな街頭集会が行われた。彼らの掲げる旗には、「全ての人間に安全を」「静かで穏やかなBellevilleを」「暴力反対」などと書かれている。行進が終わりに近づこうとしたときには警察と対立し合う場面も。

では、なぜこのような騒動に?

実際、ここ数年この界隈では多くの中国人が暴力的襲撃の被害者となっている。2010年6月1日から2日にかけての夜に行われた結婚式では、深夜、招待客が帰ろうとした際に出口で待っていた若者グループが5人の客に次々と襲撃。狙っていたものは、中国人の結婚式で客人に渡される現金の入った赤い封筒。

結婚式が行われていた会場の中国人ボディガードがこの騒動で、強奪犯の足に発砲し追跡することができたのだが、警察に捕まり投獄。怪我をした犯人は病院へ運ばれ、うわさによるとそのまま解放されたということ。このことが、Bellevilleに住む中国人たちの怒りをさらに刺激してしまったのである。

Bellevilleのある警察官は、「コミュニティー間にどんどん悪い雰囲気が漂う中での余分な騒動である。ここ数ヶ月複数のアジア系組合団体からの問い合わせが続いている。でもどうしようもない。この状況背景には、中国人の若者がネットでマグレブ人やアフリカ系アンティル諸島の人々に対して敵対発言をした問題もある。中国人はこれらの人々を襲撃犯として見ており、またマグレブ人は中国人に対して同じような感情を抱いている。解決法が見つからないままでBellevilleは過熱してしまっている。

6年間Bellevilleに住むある中国人女性はすでに2回強奪にあっている。「もう我々はうんざりしている。警察はきちんと仕事をしてほしい」と。「もう何年も中国人のみならず他の住民も暴力を増す襲撃の被害にあってきている。我々は恐れながら日々暮らしている。この状況を止めなければ。6月20日のデモ行進がいい例である。しかし、行進の最後に、ある若者がハンドバックを盗もうとしたところ、仲間たちが自分たちを弁護し彼を機動隊に引き渡した。その後、機動隊は何も状況をよく考えずに、中国人にガスを使ってその犯人を逃がしたのだ。これは普通ではない。フランスには正義がない。」

「犯人は楽に手に入る金品を狙っているのであって、中国人を狙ったものではない」と、言う人もいるが、それでもやはり襲撃犯たちは被害者の実状をよく研究している。とりわけ中国人の? 例えば、ある中国人たちが行政上違反した状況にあり銀行に口座を持たず現金で給料が渡されているという事実。身分証明書のない状態では、警察に届出を出すようなリスクもかけられないし、言葉の壁もあり、フランスの法に対しても知識がなく、お祭りには祝儀袋を渡し合う。こうして、理想的なターゲットとなるのである。

————————– (以上Le Figaro 訳/要約AKI)

最近までこんな問題が起こっていたなどと全く知らなかったのですが、確かにあのBelleville界隈は以前もちょっと危険を感じる地域でした。中国人のお店が並び活気があるのですが、たまに怪しいおじさんがいたりして・・・。そしてそんなコミュニティーに更なる異文化が混ざりつつあるんでしょうね。フランス人はこの異なる文化の狭間でうまくコントロールを取ることができるのでしょうか。ここBellevilleもパリの中の飛び地のようですね。フランスにいながら、どこか違う国のニュースを聞いているかのようです。でも他人事ではありません。気をつけましょう。

パリの中の文化衝突

パリには私も含めいろんな国籍の人たちが住んでいます。いろんな文化の人間が一緒に平和に暮らせるような世の中が存在すればそれに越したことはありませんが、現実はそうではありません。うまく共存できる場合もあれば、衝突しあうことも多々あります。

さて、次の写真はどこの国だと思いますか?


Pandawarriorz より


Ripostelaique より

イスラムのラマダン後に撮られたパリでの写真です。これらの写真は特別なデモンストレーションではなく、日常的に行われているパリでの風景です。どんどんエスカレートする信仰儀式のため、メッカに向いた交通路が占拠され、毎週金曜日はパリの一画が屋外巨大モスクと変わるのです。通りにあるお店ではアルコール類を売らないようにとされ、あるイエディッシュのお店は攻撃されたそうです。そして市や警察はというと、この完全に違法な光景に対して寛容な姿勢。

ビデオでも通りの状況を見ましたが異様です。video-paris-occupe

もちろん住民(もしくはフランス人たち)の不満はたまり、イスラム教に対する街頭集会が開かれました。これは上記のRipostelaiqueでも呼びかけが紹介されており、その記事によるとイスラム教で禁忌の豚肉ソーセージをメインに当日この通りでピクニックをするという予定。しかしその計画は市によって禁止される。その後、ピクニック計画はなくなったがシャンゼリゼ通りで抗議行進が行われたそうです。

このニュースは東京新聞でも紹介されていました。集会参加者の声には、「警察はイスラム教徒が街頭で座り込んで祈るのを認めるくせに、私たちの集会は禁じる のか」とありました。


6月18日(2010)、パリの凱旋門前で、豚肉のソーセージを振りかざし「イスラム教徒は欧州から出て行け」と叫ぶ人たち。 東京新聞より。

フランス人のためのフランスであるはずなのに、このことをメディアが取り上げてこなかったことが信じがたい。他の文化や宗教に口を出すと何かと差別だと訴える人もいるけれど、何でもかんでも受け入れていたら・・・、それも明らかに違法だと分かっているのに・・・・。フランス人が怒るのももっとも。

フランスと言えば、もうひとつイスラムのスカーフ、厳密にはブルカ問題も注目を集めています。ブルカとは目の部分だけが見える全身を覆った装い。一度メトロの中でブルカを身に着けた3人の女性に遭遇したのですが、表情が見えないのと周りの環境から突出した様相でやはりちょっとドキドキしました。

【2010年1月27日 AFP】フランス国民議会(下院)の調査委員会は26日、イスラム女性の衣装ブルカの着用は「フランスの価値観とは相容れない」として、公共の場での着用 禁止を提言する報告書をまとめた。議員32人で構成される同委員会は、ニコラ・サルコジ大統領が前年6月「ブルカは抑圧のしるし」と批判したことを受けて設置されたもの。一部の右派議員は全面着用禁止を求めたが、違憲性を問う慎重論もあり、学校、病院、公共交通機 関、役所での着用禁止を求めるという内容で承認された。

少し度の行き過ぎたイスラム教徒はイスラムの中でも批判されているようです。攻撃的な宗教の教えをもっと近代化した考えに変えなければいけないと。その日はいつ来るのでしょうか。永遠の問題でしょうね。

7月のバルコニー

今日も暑かったフランス。日差しがかなり強く水分補給が欠かせません。

うちで育てている植物も夕方に水分補給。すると、主人がてんとう虫を発見。カメラで撮ってよーく見てみると、お水を飲んでいるではありませんか!!!

てんとう虫も相当今日はのどが渇いたことでしょう(?)。水分補給したあとぐるぐるとクローバーの茎の周りを走り回っていました。7月現在の見ごろの花は、くちなしの花(中央)とハイビスカス(右)。くちなしの花はかなりいい香りがして、風が吹くと部屋の中まで入ってきます。ハイビスカスも次から次へと大きな花が顔を出し、バルコニーが色鮮やかです。

サンマルタンで

Canal St Martin(サンマルタン)で散歩していると、なにやら橋の上で人が何かを見ている様子。その視線の先にはなんとカモの親子が。ついつい止まってボーっ と眺めてしまいました。のんびりとした春です。たまには目的もなく歩いてみるのもいいですね。