フランス校内暴力
フランスだけの話ではありません。どうしようもない子供というのは、どこに行っても見かけます。家庭環境、社会環境、さまざまな要因が考えられます が、解決するにはこういった環境を改善する必要があり、なかなかよい方向へ向かって行かないのが現状らしいです。
フランスにおいても、未成年による暴力事件のニュースを耳にしますが、少し記事をかいつまんでみます。
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暴力件数が増加し不安感が広がっている。校内暴力に対する解決を急ぐ一方、被害者に当たる教師や学生たちのケアにも取り組む。
今年の初めに起こったVal-de-Marneでの暴力事件ではそこで毎日を過ごす人々の健康に影響を与えた。
2009年の統計(ministere de l’Education nationale)によると、76%(男子生徒)、58%(女子生徒)が身体的暴力を占める。
こういった暴力によって精神的ダメージも引き起こされ、学校に行くのが怖くなってしまう学生もいる。
また、ひやかし、おどし、新入生いびりなどの被害者はさらに学校を休む頻度が高く、学業に影響が見られる。
このような恐れはさらに強く感じることでやがて恐怖症となり、ここ10年で症状件数が増加している。
児童精神科医によると、2~3%の子供が恐怖症と診断されており、自宅または病院でボランティアから個人レッスンを受けなければいけな い状態。
またこういった子供たちは攻撃的になる可能性もあるが、行動障害も引き起こしかねない。うつや、自殺を図ろうとしたりする可能性がある。
では、学校で教鞭をとる教師はどうであろう。1982年以来教師たちは危険を感じた場合学校に出なくてもいいという権利を行使してきて いる。
この権利では学校に出なくても給与面は守られる。そしてVal-de-Marneの高校で起こった事件でこの権利が利用された。
教師に対する暴力事件では、言葉による暴力(全体の70%)も顕著である。この暴力は教師たちの意欲や権限を失わせてしまう。
教壇に立つ不安感やうつ状態などが教師を襲う。
2005年度は53%の教師が教職に対する不安を表していたが、2008年度には67%にまで上がっている(ministere de l’Education nationale)。
—————————————————————————————————————- 参考:Direct Matin 訳/要約 Aki
私も普段、パリ16区の高校生の態度の悪さに呆れています。パリの中でも一番リッチと言われる区ですが、お金があっても脳のない子も多 そうですね。平気で通行人を侮辱したり、ひやかしてきたりする。学校が終わるような時間帯に出くわすとグループになっているためさらにたちが悪い。マクド ナルドでたむろしてちょっとスローな店員さんをひやかしている。私も年に数回ムカッとくるときがありますが・・・。あかの他人に対してこれですから、こん な学生と一緒のクラスなんて想像がつきません。言葉だけではありません、知らない人の背中を階段で押して喜んだり、電車の中にいる人に向かってごみを投げ て喜んだり、アパートの窓から水風船を下を通っている人にめがけて投げて喜んだり、いろんな子供を見てきました(いずれも16区で)。
大体規則があっても守るという精神に欠けている国民性なので子供も好き勝手してしまうのも自然かな。大人が大人だから。規則があっても 個人の主張のほうが強いですからねフランスは。子供が「赤信号だ」と言ってもお母さんが手を引っ張って渡ってしまうような環境ですから・・・。
その一方で、しつけに成功した子供は、逆にものすごく礼儀正しく恐縮してしまうこともあります。小さな男の子がドアを開けて待っていてくれたときには感動!この違いは何なんでしょうねえ・・・?
離婚問題、移民問題、格差問題、飲酒たばこドラッグ問題、本当にかわいそうなのは大人に振り回されてこうなってしまった子供たちですね。でもその子供たちが次の大人になっていく。この悪循環はいつか解消されるのでしょうか。
関連ページ ハッピースラッピング EUいじめ問題も参考に。



